≫文香の
 作り方
【アロマセラピスト】
いちむら あさえ
市村 麻依 さん
心地よいアロマ漂う空間で、心と身体の緊張を解き放つ為のアロマリラクゼーションサロン『senju』を主宰。JAA日本アロマコーディネーター認定資格を取得。リラクゼーションカレッジの主任講師やセラピスト兼アートディレクターとして数々の実績を持たれています。








どんなおいしい料理でも、風邪ひきさんのつまった鼻では、ちっともおいしく感じられない!!誰もがきっとこんな経験をしているはず。 そのワケは味覚の80%は香りに関わっているからなんですって。 今回の茶論会のテーマは"香り"。 視覚、嗅覚、味覚・・・と人間には「五感」がありますね。中でも"香り"は、脳の中でも一番古い部分に直接届き、様々な記憶を呼び起こすんですって。 香りによって思い出す・・・「香りの記憶」 赤ちゃんがお母さんの匂いのするバスタオルを持たすとすやすや眠れるのも、その香りで安心感をもてるからこそ。香りは生理的な深い部分に影響しているんですね。 誰でも、香りにもそれぞれに好みがありますよね。 同じ経験の中でも目で見た記憶より、なぜか香りは何年も覚えているものです。 香りの不思議なチカラ。これを生かし、バラやジャスミンなどの甘い花の香りで気持ちを高揚させ、女性ホルモンを増加させて体調を調える。これがアロマセラピーです。
絶世の美女で有名なクレオパトラや楊貴妃も、その容姿+華やかな香りの魅力で男性をとりこにしたと言われてるんですって!日本でも平安時代から香りは仏教の行事に使われたり、十二単に香をたきしめたり、文香を贈ったりと、顔を実際に見ずに恋愛をしていた昔の貴族たちが、文に添えられた香りで「どんな美しい人だろう」相手をイメージしてたんですって。 皆さんも手紙に香を添えて、素敵なイメージと共に送ってみましょう。