今回初めて私も頂いたのですが、手でちぎってみるともっちりしていて、食べてみるとぷつぷつした食感の中に、すーっとした甘さが口に広がり、お抹茶によく合う美味しいお菓子でした。
 
 
 
 今月のお菓子は、日本三大銘菓の一つ、島根県は松江の風流堂「古代山川」です。
大名茶人といわれた第七代松江藩主松平不昧公が詠んだ
「 散るは浮き 散らぬは沈む 紅葉ばの 影は 高尾の 山川の水」 この歌から作られたお菓子(落雁)です。 赤はもみじ葉を、白は山川の水を表します。 秋は山川の水面に浮かぶ紅葉を表現し、赤を上、白を下に。冬は山川に沈む紅葉を表現し、不揃いにちぎった赤を上に、水の白を重ね、見て「季節」までも楽しめるお菓子と言われています。
ちぎる時のもっちりした感触と、ぷつぷつした食感の中に、上品な甘さが口に広がます。